読書感想文を機に、特に児童諸君から、読書する楽しさを続けて体感してほしい。
物語が、美しい挿絵の力もかりて、手に汗握る冒険の旅へと誘ってくれるのだ。
そう、“体感”や“誘う”といった語がまさに相応しい。
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書物が最大の娯楽であった頃から、いつでも私たち読み手の想像力を試すように綴られる壮大な冒険や不思議の数々は、時を経て色褪せることがなく、映画やTVドラマ、アニメにゲームなど、その中に物語を楽しむことができる娯楽の数多く存在する現代においても、新鮮な体験を提供し続けてくれる。
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ヴァーチャル・リアリティ(VR)の開発が進められている一方、高いお金を出して遠出することもなく自宅で別世界を体感できるアナログVR、それが読書なのだ。
その旅は、どこへでもつづく。宇宙の果てでも、精神の果てへでも。
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