コラム 第41回

【パンの現在、教育の未来】

#乃が美 の高級「生」食パン一斤をお客様からいただいてしまいました!
たまごを使用せずつくられた、そのままちぎって楽しむ、ふーわふわ食パン。
何もつけなくても、焼かなくても、そのままで美味しく楽しい「生」のこだわり。
ずっとずーっと食べたいと思っていました。 まさに念願の!という感じ。
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素敵なおすそ分けに与り、ハイテンションで臨んだ今日一日の授業。 ですが、
そんなウキウキ、生徒たちには一つも漏らすまいと、能面のように顔色変えず、いつも通りフラットな声と心の調子を維持して進行しました。
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ところで、少子化と09年からの米飯給食推進の影響で、給食パンの製造者が半減したのだそうです。 以前TVで見かけました。



米派vsパン派の論争は置いておいて、そもそも、こどもたちが美味しくないと口をそろえる給食のパン。 その理由は、学校給食の始まった60年前からレシピを変えられないから。 そりゃいくらありがたく食べなければならないとはいっても、美味しくはないですよね。
給食からパンが消える理由が、柔軟性のなさ、怠慢にもあるのだとしたら情けないことです。 日本にはおいしいパン文化がしっかりと根付いて、いまも革新が続けられているというのに!
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一方で、学校教育が昨今行おうとしている変化は、ホンモノでしょうか。
これまでの怠慢から抜け出す、画期的なものとなっていくでしょうか。
変わらない学校教育へのあきらめから、民間の塾などが学習の先進的な現場としての役割を担ってきた経緯が過去にあります。
民間教育の側から、リードする立場として、これから進められていく改革を注視していかなくてはいけない。 そう思っています。


※米飯給食……次世代の米消費の主体となるこどもたちに、コメを中心とした日本型の食生活を受け継いでもらうため始まった給食制度。

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