記事一つ当たり、20秒~30秒で読めるよう要約します。
記事内容それぞれへの個人見解は、別投稿のかたちで後日挙げることにしますね。
皆様も、ご自由にコメントくださいませ。
●来年度から全小中学校に人型ロボット「ペッパー」導入へ ──静岡県藤枝市
THE PAGE 2017年2月1日 13時30分配信を要約
Pepper |
藤枝市には、市立小学校が17校、市立中学校が10校あり、1学級の人数は最大35人。授業で児童・生徒6~7人に1台ずつ割り当てられるよう、計161台のPepperを導入する予定だ。
市はペッパーの授業の意義について、ロボットやプログラミングに興味をもってもらうだけでなく、こどもたちが論理的に物を考える思考を育み、困難にぶつかった時に解決する力を高めていけるようになることだと考えている。
今年1月、市立藤枝中学校の技術の時間に、試験的にペッパーの授業を実施したところ、生徒らはPepperを動かすプログラミングについて学び、言葉を発するプログラムを作って、ペッパーと会話するなどした。
「普段、ロボットを動かす側に回ることはなかなかないので、子供たちは大喜び。休み時間も惜しんでプログラミングに取り組んでいました」(藤枝市企画経営課)。
一方、試験授業ではプログラミング講習を行っている都内の業者が授業をサポートしたが、実際の授業では教師が指導していくことになるため、教師からは期待とともに不安の声も聞かれるようだ。ロボットのプログラミング指導に不安をもつ先生に対しては、ソフトバンクが遠隔でサポートをするとのこと。
●英語遊び 公立保育園でも 「より早く」意識
毎日新聞 2017年2月1日 15時00分配信を要約
公立保育園や幼稚園で、楽しみながら英語を学ぶ「英語遊び」を取り入れるケースが広がっている。2020年度から実施される次期学習指導要領では、小学校5、6年から英語が正式教科となり、楽しみながら英語を学ぶ現5、6年生の「外国語活動」が3、4年生に前倒しされるほか、同年度に予定されている大学入試改革で、文部科学省は英語について従来の「読む・聞く」の2技能に加え「話す・書く」の4技能で評価する方針。こうした変化を見据え、子どもに向けた英語教育熱は更に熱くなりそうだ。
「タッチ・ユア・アイズ」。軽やかな音楽に合わせて、子どもたちが手を目元に置く。千葉県松戸市の松ケ丘保育所の「英語遊び」の時間。体の部位と衣服をテーマに、英国人講師、モスティン・フィールドさんがイラストを示しながら英単語を繰り返すと、子どもたちがそれに続いた。
英語教育を重視する松戸市は昨年9月、市立17保育所で5歳児を対象に「英語遊び」をスタートさせた。外国人講師が巡回して月に1回、30分教える。
松ケ丘保育所の所長は「子どもたちは月に1度のレッスンを楽しみに待っている。色や数など習った単語が日々の生活で出てくることもある」と話し、子ども政策課の主任主事も「より早く外国人講師と楽しく英語で遊ぶことで異文化の理解や英語学習に取り組む素地作りになると思う」と語る。
徳島県海陽町も12年度に町内の保育園や幼稚園で月1回程度の英語遊びを始めた。町が雇用した日本人講師が巡回して絵本やゲームを通して教えている。
少子化が進む中「より早く英語に触れる機会を作ろう」と提案され、移住者を増やそうと町が作った「移住ガイドブック」でもPRしている。担当課は「子どもたちが家に帰って英語であいさつすることもあるらしい。子どもたちにとって良い機会になっているようだ」と話した。
●読書感想文コン「本に勇気付けられ」総理大臣賞伊藤さん
毎日新聞 2017年2月3日 19時53分配信を要約
第62回青少年読書感想文全国コンクールの表彰式にて、中学校の部・内閣総理大臣賞を受賞した秋田の中学2年生・伊藤紬さんが受賞者を代表してあいさつした。
伊藤さんは、海や友らとの関わりを通して成長する少女を描いた『白いイルカの浜辺』を選び、何度も読むうちに主人公の成長、友情、環境破壊など様々なテーマを見つけた。また、短所を直視しない自分の心の弱さにも気づけたことから、感想文には「よりよい自分になるために、ありのままの自分を見つめる」と決意を記した。
小学6年だった2015年にも同賞を受賞。古典から現代文学まで幅広く読書を続けており、あいさつでは読書を「ほっと一息つける大切な時間」と述べ、笑顔を見せた。「これからも目の前の真実に向き合い、私らしく成長していきたい」と本に勇気付けられた思いを語った。
一方、小学校中学年の部で同賞を受賞した徳島県の小学3年生・土井優理さんは『さかさ町』の感想文を朗読。「わたしにとっての『ふつう』は、だれかにとっての『さかさ』だし、わたしにとっての『さかさ』は、だれかにとっての『ふつう』」との内容に、登壇した訳者の小宮由さんは「深いところをよく読み取ってくれた」とたたえた。
●保護者に「ケータイ離しなさい」、米保育所の掲示に賛否両論
CNN.co.jp 2017年2月3日 16時28分配信を要約
「子どもを迎えに来たあなた。ケータイを離しなさい!!」
米テキサス州ホックリーの保育所で保護者向けに掲示された張り紙が、ソーシャルメディアで注目されて賛否両論の意見が展開されている。
ケータイばかり見て、自分の子どもに気が回らない保護者に宛てた内容だ。「子どもが、その日仕上げた作品を親に渡そうとしているのに、親はケータイに夢中。子どもの『マミー、マミー』と言う声が聞こえるのに、親の関心は自分の子どもよりもケータイの方ばかり。ゾッとします」と職員。
保護者の一人がその張り紙を撮影し、1月27日にフェイスブックに投稿したところ、7日間で130万回以上も共有された。「職員は子どものことを一番に考えてくれている。たとえ保護者を怒らせたとしても。」として、保育所がこの張り紙を出したことに腹を立てているわけではないと、投稿者は言う。
一方で、投稿のコメント欄に寄せられた反響は賛否両論だった。「子どもにあいさつして今日はどうだったと尋ねることもできないの?悲しい。」などと賛同する者がいれば、「子どもの保護者にケータイを使うなと指示するなんて、何様のつもり?仕事かもしれないし緊急かもしれない。何にしても余計なお世話。」と保育所の職員に対して不満をぶつける声もあった。
●日教組、道徳の教科化を批判 教研集会 「価値観押しつけ」
産経新聞 2017年2月5日 07時55分配信を要約
新潟市で行われた日本教職員組合の教育研究全国集会で、平成30年度以降に小中学校で教科化される道徳についてリポートが提出されたが、「国の基準による検定教科書を使うことで一定の価値観が押しつけられ、子供の“人格の完成”への妨げになりかねない」などとする批判的な見解もあった。
道徳の教科化とは、教科外の活動である現在の“道徳”について、検定教科書を使用して小学校で30年度、中学校で31年度から実施するもので、従来の読み物中心の道徳から「考える道徳」への質的転換を図るほか、児童生徒の評価手法も数値ではなく記述式となる。
分科会では「人の命と差別に関することは、理屈なしで子供に教えないといけない」といったコメントが出る一方、現場教員から「道徳的な価値は子供たちの自主的な判断に基づくものであり、その判断を制限するものは一切排除されるべきだ」という声も上がった。別の分科会では、広島県の小学校教諭が、複数の絵本を活用した授業実践を報告し、道徳の教科化で教材選びの自由がなくなることに懸念を示した。また、評価が導入されることで「こどもたちが良い評価を求めて道徳的価値を身につけたかのように振る舞い、本音と建前を使い分けるようになる」と批判もにじませた。
●試験中気になるワースト3 3位=書きにくい机 2位=鼻水すする音 1位は?
産経新聞 2017年2月5日 18時43分配信を要約
目の前の問題に集中し、存分に実力を出し切りたい試験。その最中に、最も多くの人がイライラさせられるのは、他人の貧乏ゆすりであることが「緊張・イライラLABO」事務局の調べで分かった。専門家は「脳の仕組みを理解し集中力を保つのがコツ」とアドバイスしている。
調査は昨年7月にインターネットを通じて実施。20歳以上の男女計600人が回答した。形式は複数回答。それによると、「貧乏ゆすり」が46・2%で最多。「しきりに鼻をすする音」28・8%、「文字の書きにくい机」26・5%が続いた。
貧乏ゆすりは、精神科医で作家の奥田弘美さんによると、している本人には「下半身の血行改善や脳のストレス解消といった健康に良い効果がある」という。ただ、静かな試験会場では貧乏ゆすりだけでなく、試験用紙をめくる音や試験監督の足音さえ気になる人もいる。個人差もあり、難しいのかもしれないが、周囲への配慮は大切だ。
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